変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
2018年11月からスタートした減量。
現在減量開始から8か月ですが、9.5キロの減量に成功いたしました。
もちろん、リバウンドは全くない状態です。
適正な体重を維持することで股関節への負担軽減につながるという意味で、変形性股関節症の闘病にも非常に重要な「減量」。
今日はあなたに、私が実感する「減量の秘訣」をお伝えしようと思います。
ぜひご覧下さい。
減量の秘訣は2つ
1つめは運動。
2つめは食事。
運動については
筋力をつけて、基礎代謝を上げることを意識します。
参考までに、私が運動している様子をご覧下さい。
正しいリハビリ運動と股関節ケアを続けることで、変形性股関節症の患者であってもこのレベルまで運動できるようになります。
食事については
栄養面の管理をしながらバランスのよい食事を取ることを意識します。
取り組んでみて実感するのは
リバウンドがないのは栄養面の管理をしているからだということ。
自分の食事を、管理栄養士の先生に作成していただいた特別な食事記録表を使って1週間記録してみると、自分の食事の摂り方にクセがあることが分かります。
その”食事のクセ”を踏まえて足りない食べ物を摂るようにすることでバランスの取れた食事ができるようになる、という考え方です。
私の場合
この考え方に基づいて1カ月1キロ減の目標を立てて減量に取り組んでいます。
無理な減量は行っていないので、今のところリバウンドもなく順調に計画を実現できています。
ちなみに減量というと、粗食で体重を減らそうとするケースが多いです。
ただ、60代以降になると特に、骨や関節のことも考えた上で充分な栄養を取ることが重要になります。
これはもちろん、変形性股関節症の患者にとっても同じこと。
粗食ではなく栄養バランスが取れた食事が基本なのです。
また
今回の減量での大きな特徴として、「外食やお弁当での食事が大半を占めることを前提にしている」というものがあります。
私の場合、日々忙しく仕事をしながらの減量となるため、毎日必ずきちんと食事を作るのは継続するのが難しいです。
そこで、あくまでも外食、お弁当をメインにした減量を実践しています。
そして
減量を続けていくうちに、不思議なことが起こってきています。
8キロ程度減量したころからになりますが、自分の体に合わない食べ物や飲み物を摂ると、自分の舌が「まずい」と感じるようになったのです。
それだけ自分の体の感覚が鋭敏になってきているのを実感しています。
「減量」というと
つい身構えてしまいがち。
ただ、専門家のアドバイスをもとに、自分のライフスタイルに合った無理のない方法で取り組むことが長く続けるコツだと思います。
この記事が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。