変形性股関節症と正しく向き合う会の代表理事、井口です。
変形性股関節症の保存療法や人工股関節手術後のリハビリをされている方にとって、リハビリを継続する難しさを感じている人も多いのではないでしょうか。
リハビリは継続していけば、必ず結果がついてきますが、ほとんどの人は、結果が出る前に止めてしまいます。
今日は、そんなリハビリを継続するための有効な方法「目標設定」についてお伝えします。
リハビリの必要性はわかっているものの、なかなか続けられない。。。
そんな方はぜひご覧下さい。
リハビリで結果を出したいのなら
目標設定することが一番効果な方法です。
目標設定を取り入れたリハビリを指導する理学療法士、柔道整復師、パーソナルトレーナーはほとんど見かけませんが、実は目標設定はリハビリ継続に非常に大きな効果があります。
というのも
リハビリに目標設定を行わない場合、継続することそのものが目標となります。
結果、モチベーションが維持できず、リハビリを続けることができなくなってしまうのです。
これは、実際に協会で受けたリハビリに関する相談の経験を見ても明らかです。
つまり、リハビリに「目標設定」の考え方を取り入れるだけで、グンとリハビリが継続しやすくなるのです。
「目標設定」のやり方
私は、夫がモチベーションアップに関係する仕事をしているため、日頃から目標設定の重要性を理解しています。
ですので、私自身の仕事やリハビリにおいても必ず目標設定をするようにしています。
リハビリについていえば、指導を一定期間受けるとした場合、まずは、1か月後、3カ月後、6カ月後、1年後、最終目標ぐらいまでの目標を設定するようにしています。
その際
目標設定をする順番は、以下の通りです。
1.最終目標。何年後にどんな状態になっていたいか?
2.最終目標を踏まえて、1年後には、どんな状態になっていたいのか?
3.1年後の状態を想定すると、6か月後には、どんな状態になっていたいのか?
4.6か月後の状態を踏まえて、3カ月後には、どんな状態になっていたいのか?
5.3カ月後の状態を受けて、今から1ヶ月でどんなことを目標にしていくのか?
目標設定ができたら
信頼できるリハビリ指導者に上記の目標設定を見せて、その目標が本当に実現可能かどうかの確認をするようにしてください。
その上で、これらの目標設定に向けて実際のリハビリメニューを作成していただくようにお願いするのです。
これらの目標を目指すことで
リハビリの継続が可能となり、さらに結果も出てきます。
結果、モチベーションの維持が可能となります。
まだ目標設定をしていない方は、是非、この機会に取り組んでみて下さい。
今回の記事があなたのリハビリ生活に役立つことを願ってやみません。
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